ファウル

不当な体の接触、悪質な行為、失礼な態度などはファウルとなる。

個人ファウルとチームファウル

ファウルを犯した場合、個人とチームに記録される。

  • ■個人ファウル
    1ゲーム5回で退場となる。

  • ■チームファウル
    チームのファウルの累計。各クォーター5回目から、ファウルの度に相手にフリースロー2本が与えられる。

もっと詳しく

閉じる

※チームファウルの補足

(1)5回目以降のファウルが、シュートに対するファウルであった場合、フリースローの本数はシュートファウルの本数が優先される。
(2)5回目以降のファウルが、相手の攻撃中のファウル(オフェンスファウル)だったときは、フリースローにはならない。
(3)延長になった場合は4Qからのチームファウル数が継続される。

体の接触によるファウル

  • ■プッシング
    手、腹、背中などで押してはならない。

  • ■ホールディング
    抱きついたり、押さえつけてはならない。

  • ■ブロッキング
    進行を体を使って不当に妨げてはならない。

  • ■イリーガルユースオブハンズ
    手で叩いたり、つかんではならない。

  • ■イリーガルスクリーン
    動きながらスクリーンをかけるなど、不当なスクリーンをかけてはならない。

  • ■チャージング
    攻撃側のプレイヤーは相手を突いたり、押したりして無理に進行してはならない。

シュート動作中のファウル

シュート動作中にファウルをされると、シューターにフリースローが与えられる。

  • ■ファウルされ、シュートが失敗した
    ●2点シュートの場合→フリースロー2本
    ●3点シュートの場合→フリースロー3本

  • ■ファウルされ、シュートが成功した
    ●2点シュートでも3点シュートでも
    →フリースロー1本
    (バスケットカウント・ワンスロー)

ダブルファウル

両チームのプレイヤーがほぼ同時にファウルを犯した場合、両プレイヤーに個人ファウルが記録される。

ノーチャージ・セミサークル・エリア

守備側のプレイヤーが、このエリア(ライン含む)に少しでも触れている場合、攻撃側はファウルを取られない。ただし、不当に手や足を使った場合はファウルとなる。

テクニカルファウル

ゲームの進行を妨げたり、審判・相手チーム・観客に失礼な態度をとったとき、宣告される。

  • ■審判への執拗な抗議や侮辱行為。

  • ■不必要にリングにぶら下がる。

  • ■ボールを頭上から叩きつける。

  • ■ベンチプレイヤーが立ち続ける。

  • ■ゲーム中、コーチがコート内に入る。

【罰則】
(1)相手チームにフリースロー1本。
(2)テクニカルファウルが宣告された時点で、ボールを保持していたチームのボールでゲーム再開。

もっと詳しく

閉じる

※テクニカルファウルの補足

■プレイヤーが宣告された場合
個人ファウル、チームファウルとして数える。
プレイヤーは2回宣告されると退場。

■コーチ、ベンチメンバーが宣告された場合
チームファウルとして数えない。
コーチは自身2回で退場。ベンチメンバー3回で、コーチが退場。

アンスポーツマン・ライク・ファウル

バスケットボールのプレイとしてふさわしくないファウルに、宣告される。2回宣告されると退場となる。

  • ■叩く、蹴る、足を引っ掛けるなどの危険なファウル。

  • ■速攻を止めるためのファウル。

【罰則】

(1)ファウルをされたプレイヤーが

シュート中ではなかった▶︎フリースロー2本
シュート中であり、シュートが成功▶︎フリースロー1本
2点シュート中であり、シュートが不成功▶︎フリースロー2本
3点シュート中であり、シュートが不成功▶︎フリースロー3本

(2)フリースローを投じたチームのボールでゲーム再開

ディスクォリ・ファイング・ファウル

特に悪質なファウルに宣告される。宣告されると1発退場となる。

【罰則】

(1)ファウルをされたプレイヤーが

シュート中ではなかった▶︎フリースロー2本
シュート中であり、シュートが成功▶︎フリースロー1本
2点シュート中であり、シュートが不成功▶︎フリースロー2本
3点シュート中であり、シュートが不成功▶︎フリースロー3本

(2)フリースローを投じたチームのボールでゲーム再開

ページトップへ