バスケットボールでは、攻撃に制限時間がある。これを時間に関するヴァイオレイションという。
ボールを保持したチームは、24秒以内にシュートをうたなくてはならない。なお、この制限時間をショットクロックという。
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■リングに当たったボールを攻撃側が保持した場合
ショットクロックは14秒にリセットされる。 -
■リングに当たったボールを守備側が保持した場合
このチームの攻撃開始となるため、ショットクロックは24秒になる。
■スローインの場合
コート内のプレイヤー(敵味方関わらず)にボールが触れた時点から、ショットクロックのカウントが始まる。
■守備側がファウルをした場合
ショットクロックは以下のようになる。
■守備側のパスカットなどでボールがコート外に出た場合
ショットクロックはリセットされない。
バックコートでボールを保持したチームは、8秒以内にフロントコートにボールを運ばなければならない。
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■8秒カウントの“スタート”(1)
バックコートでボールを保持した時点。 -
■8秒カウントの“スタート”(2)
スローインのボールに触れた時点。
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■8秒カウントの“終了”(1)
ボールがフロントコートに触れた時点。 -
■8秒カウントの“終了”(2)
ボールがフロントコートに完全に両足が触れている攻撃側のプレイヤーに触れた時点。 -
■8秒カウントの“終了”(3)
ボールがフロントコートに触れている守備側のプレイヤーに触れた時点。 -
■8秒カウントの“終了”(4)
ボールがフロントコートに触れている審判に触れた時点。 -
■8秒カウントの“終了”(5)
ドリブラーの両足が完全にフロントコートに触れた時点。
ボール保持者は1m以内でディフェンスされた場合、5秒以内にドリブル・パス・シュートをしなければならない。
スローイン、フリースローは5秒以内に行わなければならない。
攻撃側の選手は制限区域(ペイントエリア)に3秒以上留まってはならない。
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■3秒ルールが適用されないケース(1)
区域から出ようとしている。 -
■3秒ルールが適用されないケース(2)
シュートのためにドリブルしている -
■3秒ルールが適用されないケース(3)
そのプレイヤー、または味方がシュート動作中で、ボールが手から離れたか離れようとしている。